病気という名の先生

潰瘍性大腸炎になり健康に目覚め、医者に頼らずに生きていく事を決心

中国産の食品は安全か?~多くの中国産食品を輸入する理由とその被害~

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これを読んでいる人は中国で作られた食品が安全かどうかが気になって調べ、こちらにたどり着いたと思います。

 

ニュースで何度も中国産の食品による問題を見てきて、何となく「中国産の食べ物は危険そう」と考えている人が多いと思います。

 

実際に調べてみて想像異常にヤバかったです・・・(悪い意味です)

 

1つづつ見ていきましょう。

 

なぜ多くの中国産食品を輸入しているのか?

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そもそもなぜ日本はわざわざ中国から多くの物を輸入しているのでしょうか?

 

まず、日本は食料自給率が世界的に見てとても低いです。

 

令和元年で38%です。

 

平成30年度(概算値)、平成29年度(確定値)の都道府県別食料自給率

 

世界的に見ると悲惨なもので、アメリカは131%。

 

ヨーロッパの中で自給率が低いといわれているスイス(52%)イギリス(68%)と比べても大きく下回っています。

諸外国・地域の食料自給率(カロリーベース)の推移(1961~2018年)(試算等)

 

数字を見ると分かるように、日本の食料自給率は約40%ととても少ないので、残りの60%を輸入に頼っており、そのほとんどをアメリカと隣国である中国から輸入しているのです。

 

残念なことに中国からの輸入食品が日本の食生活を大きく支えているのです。

 

中国からの食料輸入量はアメリカに次いで2位で、年間約400万トンと言われています。

 

中国からの輸入に頼っているもう一つの大きな理由は。皆さんご存知のコストです。

 

国産にんにくで一個300円ほどしますが、中国産のにんにくだと3個で100円前後で買うことができます。

 

さらに、近年では人件費を抑えるために食品会社が中国に工場を移し、そこで生産したものを日本へ輸入することによってコストを削減しています。

 

 

 

中国産の食品で被害が出た事例 

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中国産の食品で一番有名であろう事件が、2008年、中国から輸入した冷凍餃子を食べた人たちが嘔吐や下痢の症状を引き起こし、病院に搬送されるという「毒餃子事件」です。

 

この餃子には有機リン系殺虫剤である「メタミドホス」が混入しており、原因は会社の待遇に不満を持った工場の従業員がその腹いせにメタミドホスを餃子に混入させるというとても卑劣な事件でした。

 

腹いせに、外国に輸出するものだからと平気で毒物を混入させられては輸入する側の国からしたらたまったものじゃありません。

 

2011年には、ある給食会社の運営する全国各地の社員食堂で、約480人が食中毒になる事件が起こっています。

 

原因は食材として使用されていた中国産の長ネギで、そこからは「O-148」という毒素原性大腸菌が検出されました。

 

中国食品からは、残留農薬や抗生物質など、日本国内ではもちろん、中国国内でさえ禁止になっている薬剤などがいまだに検出されています・・・

 

もちろん中国産の食材による被害は日本だけではなく、本国の中国でも出ています。

 

中国国内では食品犯罪の取り締まりが強化されていて、近年では「毒ピータン」

というものが摘発されました。

 

ピータンは本来、木炭や石灰、塩などを混ぜた粘土を卵に塗り付け、それを冷暗所に2~3ヶ月置いて発酵させて作るものですが、この毒ピータンは製造期間を短くするため、工業用の硫酸銅に卵を漬けて製造していたそうです。

 

そんなのが日本にも入ってきたらと思うとゾッとしますね。

 

私はカナダに住んでいた時に、半年ほど中国人の人たちとシェアハウスで暮らしていたのですが、中国の人たちは中華系のスーパーで買ってきた中国産の野菜を、最初に洗剤でゴシゴシ洗ってから調理をしていました。

 

なぜそんな事をしなければならないのかと質問したら。

 

「中国の野菜は体に有害な農薬が使われているからしっかり洗い落とさなければならない」と言われ、絶句したのを覚えています。

 

「カナダにいるんだからわざわざ中国産の野菜を買わなければいいのに・・・」と心の中で思いましたが笑

 

 

 

なぜ中国産の食材からは残留農薬や有害物質が検出されるのか?

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 僕はなぜ中国産の食材が良くないのかを疑問に思っていました。

 

何となくイメージで国産の食材の方がいいというイメージがありましたが、中国産の食材もそこまで酷くないんじゃないかと思っていました。

 

しかし、調べてみたら中国産の食材の良くない理由がわかりました・・・

 

その大きな理由の1つが「水質汚染」です。

 

中国の水質汚染はとても深刻で、全耕地の約2割が汚染されているとの指摘があります。

 

週刊文春の特別取材班が中国の農地を取材しているのですが、農業用水を流す水路にゴミや油が浮かんでいて異臭を放っていたと伝えています。

 

信じられないことですが、多くの農民はそのような水を浄化する技術を持っておらず、その汚水を農業用水として使っているのです・・・

 

さらに、中国の土壌の多くは農業に適していない上に、肥料として未だに人糞を使っている所も多く、そこから発生する害虫や菌を駆除する為に農薬が多用されているのです。

 

人体に影響を与える恐れがあるために禁止されている農薬でも、よく効くという理由からインターネットや小売店で販売されていて、購入されているのです。

 

 

 

まとめ 

 

日本は食料自給率が低いがゆえに輸入に頼っています。

 

そして近隣諸国の中でも多くの食材を輸出している中国からの輸入に多く頼っています。

 

その中国の農業では汚染水や強力な農薬が使われて作物が生産されています。

 

そのような食材を日本が多く輸入しているのです。

 

ゾッとしますね・・・

 

中国の農業については別の記事でもう少し深く掘り下げていこうと思います。

 

 

 

 

あなたの健康を願っています。