病気という名の先生

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経皮毒~気を付けるべき日用品2「洗剤類」~

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日常でまず気を付けるべき日用品は、水回りのものです。

 

こちらでバス用品についても書いたので合わせて読んでみてください。

 

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今回は水回りでも代表的な、食器用洗剤洗濯用洗剤について書いていきます。

 

皮膚を破壊する台所用洗剤

 

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よくあるドラッグストアなどで販売されている台所用洗剤の主な成分は、数種類もの石油系合成界面活性剤です。

 

これが使われる理由を簡単に説明すると、「水に溶けない油を水に溶けるようにして洗い流す」ためです。

 

界面活性剤の種類は世の中に数千種類以上あるといわれており、天然由来で自然界に存在するものもあります。

 

有名なものが「レシチン」で、よく食品には大豆由来の「大豆レシチン」が使われています。

 

実は合成界面活性剤にも天然系のものと石油系のものがあって、天然系のものではココナッツオイルやヤシ油に含まれる「ラウリン酸Na」などがあり、石油系ではシャンプーなど様々な日用品に使われている「ラウリル硫酸Na」などがあります。

 

一文字しか違わないので本当にややこしいですが、中身は全然違うのでしっかり見分けられるようにしておきましょう。

 

石油系の合成界面活性剤がよく使われる理由ですが、安くて大量生産できるうえに、人手が加えられているので洗浄力が高くなっているためです。

 

しかし、環境破壊にもつながる有害な化学物質であり、「細胞毒性」という細胞膜を破壊する危険な作用まであります。

 

さらにその破壊された細胞から合成界面活性剤に含まれる有害物質や、洗剤に入っているその他の化学物質が侵入してしまいます。

 

ラットに合成洗剤を塗った実験では、ラットの体毛がはがれ、皮膚は赤く腫れあがり、肝機能や腎機能など内臓障害を起こして死亡してしまうラットもいました。

 

これは、合成界面活性剤によって皮膚細胞が破壊され、そこに入り込んだ合成界面活性剤が血液に入り込んでそれが各内臓器官に到達して内臓細胞も破壊してしまったと考えられています。

 

私たちはラットに比べからだが大きいのでそこまでの被害は出ませんが、私たちのからだにも小さなダメージが蓄積しているのは明らかです。

 

 

洗剤による手荒れ

 

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 よく洗い物をする人は、手にひび割れやあかぎれができた経験があると思います。

 

私が高校生の時に飲食店でアルバイトをしていた時は、業務用の強い洗剤でよく手荒れを起こしていましたが、経皮毒を知って洗剤に気を付けるようになった今では、毎日洗い物をしていても季節関係なく何年も手荒れは起こしていません。

 

ひび割れやあかぎれは、石油系の合成界面活性剤によって皮脂膜と角質層が破壊された結果です。

 

この状態の時は先ほどのラットの皮膚の状態と同じで、有害化学物質が簡単にからだの中に入り込めてしまう状態です。

 

 その状態で石油系の合成界面活性剤の入った洗剤の使用を続けていると、アトピー性皮膚炎やアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性が出てきます。

 

毎日洗い物をする人は特に洗剤には気を付けていただきたいので、からだに優しい洗剤を紹介しますね。

 

 マザータッチ 500ml

 

こちらは全て自然の原料の、「ミネラル水、ハーブエキス(青森ヒバエキス、オレンジエキス)、海藻エキス、大豆レシチン、発酵物質」からできているので、手にも環境にも優しく、食器洗い機にも使えます。

 

 

EM食器洗い用せっけん  300ml

 

こちらは私がよく使うシャボン玉せっけんシリーズの食器洗い用洗剤です。

 

原料は純石鹸分と水のみです。

 

 

 クリーン 食器洗い機専用洗浄剤 500g

 

界面活性剤不使用の食器洗い機専用洗剤です。

 

 

私は食器を毎日洗いますが、洗剤を気を付けるようになってからは手荒れがまったく起こらなくなりました。

 

泡立ちを良くさせる化学物質が入ってないので、最初は泡立ちの悪さに違和感を覚えるかもしれませんが、市販の洗剤のような泡立ちは各種界面活性剤による効果です。

 

私は手荒れをしなくなってから食器洗いに対する嫌悪感が全くなくなったので、ぜひ手荒れに悩まされている人には試していただきたいです。

 

 

 

実は洗濯物からも経皮吸収している

 

 

洗濯用洗剤にも合成界面活性剤が使われており、その他色々な化学物質が添加されていますが、これらの物質は洗濯後も「すすぎ残し」として洗濯物に付着しています

 

それらは動いた時の摩擦や、汗をかいた時に皮膚に付着し経皮吸収されます。

 

普通の人はあまり気づかないかもしれませんが、敏感肌の人やアレルギー・アトピー性皮膚炎の人は症状が悪化したりします。

 

実は洗濯物を洗った後に衣類が白くなる洗剤がありますが、これは「蛍光増白剤」という物質の効果で、この化学物質が入った洗剤で洗うと、洗濯後に衣類は紫外線を吸収して、青色の蛍光を出すので増白効果があります。

 

なので色柄物の衣類が変色してしまうこともあります。

 

さらにこの物質は物に移る性質があり、蛍光増白剤の入った洗剤を使って洗った衣類を着た皮膚にブラックライトを当てると、その部分が青白く光ることが確認されています。

 

それが皮膚に移り、赤ちゃんや肌の弱い人には強い皮膚刺激やアレルギー反応を起こす可能性があります。

 

この蛍光増白剤はからだにとって有害物質であり、蛍光増白剤は食品衛生法ではすべての食品、ふきん、紙コップ、薬局方ではガーゼ、マスク、脱脂綿、薬機法では紙おむつやティッシュペーパーに使用することが禁止されています。

 

全部口に入れるものや、皮膚に触れるものへの使用が禁止されているのに、直接肌に触れる洗濯用洗剤に使用できるのが不思議であり、恐ろしくてたまりません。

 

その他にも洗濯用洗剤には生乾きの際の雑菌による臭いを防止するために殺菌剤を添加しているものもあります。

 

CMで「生乾きでも臭わない」と宣伝しているものには使用されているでしょう。

 

 

洗濯排水による環境汚染

 

今の時代は洗濯機を使って衣類の洗濯をするので、私たちはその時に出た排水を目にすることが無いのであまり気にしている人はいないと思います。

 

しかし私たちの生活排水が環境を汚染しているのは疑いようの無い事実です。

 

洗濯排水は環境汚染の中では代表的なもので、様々な化学物質が入った排水が川や海に流れ込むことで水質汚染を引き起こしますし、水生生物の生態系にも悪影響を及ぼします。

 

この動画を見てみてください。

 

 ※3分ほどの動画です。


石油系合成界面活性剤の恐怖

 

この動画のように、石油系の合成界面活性剤で汚染されたせいで死んでしまう生物がいます。

 

苦しみながら死んでいく魚を見るのは心が痛みます。

 

これが毎日この瞬間も世界中で起こっているのです。

 

水質汚染によって死ななかった魚も、魚料理として私たちの食卓に出てくるかもしれめせん。

 

そうなると間接的に有害物質を摂取することになります。

 

洗濯洗剤の会社にも、肌や環境汚染の事まで考えた会社があるのでぜひ紹介します。

 

 大人のふわっしゅ 本体 600ml

 

ふわっしゅ(赤ちゃん用) 本体 600ml

 

これらに含まれる成分は「ミネラル水、ハーブエキス(青森ヒバエキス、オレンジエキス)、大豆レシチン、発酵物質」化学物質不使用で環境にも配慮されて作られています。

 

赤ちゃん用と大人用の違いは抗菌成分の違いで、これは大人用の方が多く入っており、理由は赤ちゃんの皮膚には必要な菌がたくさんあるので抗菌し過ぎないためです。

 

ここまで考えて製品を作っている会社はなかなか無いので、こういう会社の製品を私は使うようにしています。

 

 

 

まとめ

 

 

  • 石油系合成界面活性剤が入っている食器用洗剤で食器を洗っている人は、合成界面活性剤が皮膚のバリアーを壊すことで、有毒性のある合成界面活性剤やその他の化学物質がその場所から入り込んでしまい、それが様々な皮膚トラブルや疾患を引き起こす可能性があります。

 

  • 合成界面活性剤や洗濯物を白く見せるための蛍光増白剤、生乾きの際の雑菌の繁殖を防ぐために使用されている殺菌剤などが含まれた洗濯用洗剤を使って洗った衣類からも、すすぎ残しの洗剤が動いた時の摩擦や、汗をかいた時に皮膚に付着して経皮毒となります。

 

  • 合成界面活性剤や有害化学物質の入った洗剤を使って流した生活排水は環境汚染にもつながります。

 

私はよく運動をするのでよく洗濯しますし、食器洗いも毎日するので特に洗剤には気を付けています。

 

日本ではまだまだ人や健康に配慮した洗剤類があまり普及していないので、ぜひ良い製品を作っている企業から商品を購入し、良い製品の需要を増やしていきましょう!!

 

 

 

あなたの健康を願っています。