病気という名の先生

潰瘍性大腸炎になり健康に目覚め、医者に頼らずに生きていく事を決心

経皮毒~気を付けるべき日用品3「毛染め剤」~

 

f:id:musclesamuraiK:20180316140452j:plain

 

他の記事では水回りの気を付けるべき日用品にいついて書きましたが、今回は毛染め剤(カラーリング剤)について書きたいと思います。

 

関連動画

www.muscle-samurai.xyz

www.muscle-samurai.xyz

 

死の危険性もある毛染め剤

 

f:id:musclesamuraiK:20180316103052j:plain

 

現在では若い人たちのヘアカラーからお年寄りの白髪染めと多くの人たちが髪を染めています。

 

私も高校生の時に髪を染めたことがありましたが、臭いと頭皮の痛みがきつくてそれから毛染めはしていません。

 

髪を染めたことがある人ならわかると思いますが、明らかに危険な香りがします笑

 

調べてみると毛染め剤は全般的に経皮毒性が強いです。

 

毛染め剤にはパラフェニレンジアミン(PPD)」という髪の毛を黒色系の色に染める化学物質が染料として入っていますが、これは強いアレルギー反応を起こすことで知られています。

 

アナフィラキシーショックという急性のショック症状を起こす可能性があり、これが起こると、呼吸困難、鼻・口腔・のどなどの激しい粘膜系の痛み、咳き込み、血液循環に障害が出てしまいます。

 

最悪ショック死をしてしまう可能性もあり、イギリスではカラーリング剤を使って亡くなった女性の例もあります。

 

PPDには他にも接触性皮膚炎や粘膜むくみ。鼻炎、結膜炎、気管支炎、喘息などの原因にもなり、さらに発ガン性物質や環境ホルモン(生体内のホルモン作用に影響を与える)としても人に作用します。

 

PPDは劇物取締法では「劇物指定」されています。

職場のあんぜんサイト:化学物質:p‐フェニレンジアミン

 

そんなものを頭皮に塗ったら経皮吸収率の高い頭皮から経皮吸収され、経皮毒として人体に悪影響を及ぼしても不思議ではありません。

 

毛染め剤には他にも、「アミノフェノール」「レゾルシン」という化学物質が含有されていることもあり、これらが体内に入ると、血液が酸素をうまく運搬できなくなり、チアノーゼ(皮膚や粘膜が青紫色になる)や呼吸困難、意識障害になる可能性があります。

 

大人の場合は髪を染める使用回数が増えるごとにアレルギー反応が強くなるのですが、子供の場合は初めての接触でも粘膜が腫れたり呼吸困難になる可能性があります。

 

最近では子供の髪を染める親も増えてきていますが、これだけの毒物を子供に使用することは私には考えられません。

 

もちろんほとんどの場合親が毒性を知らないで使っているのでしょうが、自分の子供に使う製品については、しっかりと安全性を確認したうえで使用するのが親としての責任です。

 

物が溢れている現代だからこそ、使用する製品の安全性を確認するのが大事になってきます。

 

髪の毛の表面を色でコーティングするヘアマニキュアも安全ではなく、染色剤には発ガン性物質でアレルギー反応を起こすこともある「タール色素」が使われています。

 

さらに染色剤の浸透を助けるためにおなじみの合成界面活性剤が使われているので、これが頭皮細胞を壊して有害な化学物質を頭皮からより吸収しやすくしてしまいます。

 

市販の毛染め剤はかなり強い毒性があるのでどんなに気を付けてもリスクがあります。

 

 

 

植物から作られた毛染め剤もある

 

 

実は毛染め剤の中でも「ヘナ」という主にインドで栽培されている植物からできた、自然の染料からできた製品もあり、健康意識の高い人を中心に人気が上がってきています。

 

f:id:musclesamuraiK:20180316140325j:plain

 

ヘナを使った毛染め剤を使うメリットとしては、天然成分なので頭皮や環境に優しく、毛穴から老廃物を排泄する効果もありデトックス効果もあるそうです。

 

デメリットとしては染める時間が市販の物よりも少しかかり、においも草独特の匂いがあります。

 

それに天然のものなので人によってはアレルギーの出る人もいるそうです。

 

私はヘナのデメリットの事を考慮しても、劇物指定されていて体内に入ると様々な症状を引き起こす可能性のある化学物質を使った毛染め剤を使いたいと思いません。

 

ヘナを原料に作られていて、化学物質完全無添加の製品を紹介しますね。

 

 

この会社の毛染め剤にはパラフェニレンジアミンアミノフェノールタール色素などの有害な化学物質を使っておらず、そもそも化学物質自体が一切入っていないので経皮毒の心配もありません。

 

それに、様々な品質基準を設けており、とても厳しい化学検査機関の成分試験をインドと日本で行い、その試験を通ったもののみが販売されています。

 

さらに原料のヘナは、インドで農薬を使わずに作られたオーガニックのものを使っているので農薬の心配もありません。

 

 

 

 まとめ

 

 

  • よく一般的に市販されている毛染め剤にはパラフェニレンジアミンという劇物指定されている化学物質が染料として入っていますが、これが頭皮に触れて経皮吸収されることにより、アナフィラキシーショックを起こし、呼吸困難や粘膜などに激しい痛みを伴い、最悪ショック死に至ってしまう場合もあります。

 

  • その他にもアミノフェノールなど血液に障害を起こしてしまう有害な化学物質が添加されているものもあります。

 

  • 毛染め剤のからだへの影響を心配する人はヘナという植物からできた毛染め剤の使用をおすすめします。

 

実は毛染め剤による被害を一番受けているのは美容師さんなど仕事で扱う人たちです。

 

私たちは使ってせいぜい数ヶ月に一度なのに対して、美容師さんたちは一日に何度も扱います。

 

例え自分の頭に使わなくても、使用している最中に皮膚についてしまったり、気化した化学物質を長期の間吸入したことにより呼吸器官への被害が出ています。

 

少しでも美容師さんたちにも被害が出ないように良い製品が増えることを祈るばかりです。

 

 

 

あなたの健康を願っています。