病気という名の先生

潰瘍性大腸炎になり健康に目覚め、医者に頼らずに生きていく事を決心

【潰瘍性大腸炎】危険なのに表示免除の許されている添加物~殺菌料~

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人体にとって、とても危険なのにもかかわらず、使用が許可されている添加物があります。

 

それが「殺菌剤」です。

 

 

今回はこの殺菌剤の危険性と、どのようなところで使われているか書いていきます。

 

殺菌剤の用途

 

 

殺菌剤は主に食品中や食品製造器具に使用され、それらに付着している微生物を死滅させる目的で使用されています。

 

もちろん殺菌できるレベルの毒性を持っているので、人体にとってもよくありませんが、現実としては細菌による食中毒のリスクが多い、「生ものを扱っている飲食店」で多く使われています。

 

殺菌剤にはどのような危険性があるのかを見ていきましょう。

 

 

次亜塩素酸Na(ナトリウム)

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あまり聞きなれない名前ですが、次亜塩素酸ナトリウムは、有名な「カビキラー」や「ハイター」などの主成分で、強力な漂白・殺菌作用があります。

 

よく使われる用途としては、まな板や包丁などの殺菌です。

 

魚売り場や肉売り場などで塩素臭がしたら、大概この次亜塩素酸ナトリウムが使われています。

 

生魚を扱っている飲食店などでも使用されています。

 

食品添加物の中では最も強い急性毒性があると言われています。

 

マウスに次亜塩素酸ナトリウムを体重1㎏あたり12㎎食べさせると、半数が死にます。

 

他にも、ラットに次亜塩素酸ナトリウム0.25%含む飲料水を2週間飲ませた実験では、消化管が傷つけられてうまく消化・吸収ができなかったため、体重が著しく減ってしまったようです。

 

次亜塩素酸ナトリウムを使っていた洗濯業者に皮膚炎が見られたという報告もあるそうです。

 

「人の推定致死量は茶さじ1杯(小さじの半分)」というわずかな量なので、これがいかに危険な毒物かわかります。

 

この強力な殺菌力のおかげで、カビや細菌を殺すことができるのです。

 

 これはとても強力なので、原液では使わずに、水に薄めて使います。

 

そして、次亜塩素酸ナトリウムは「使っても食品に残らない」という理由で「表示が免除」されていて、こんなにも毒性が強いのにも関わらず、一般の人がこの名前を目にする機会はめったにありません。

 

表示免除については詳しくはこちらに書いています。

www.muscle-samurai.xyz

 

「使っても食品に残らない」とされていますが、実際には食品に残っているケースが多くあります。

 

お寿司屋さんや、生ものをメインで食べるレストランで、料理を口に運ぶ際に塩素の臭いがしたら、疑った方がいいでしょう。

 

次亜塩素酸ナトリウムの主成分である次亜塩素酸イオンは、対象に対する反応速度が遅いため、ゆっくりと除菌・消臭し、ゆっくりと分解するので、成分がなかなか分解せずに残留してしまいやすいです。

 

次亜塩素酸ナトリウムが残留している食品を口にすると、胃や腸の粘膜が刺激されます。

 

残留している量によっては、粘膜が荒れる危険性もあります。

 

外食の際に、塩素や薬品っぽい臭い、変に酸っぱい味がした時は食べるのをやめましょう。

 

 

次亜塩素酸水

 

次亜塩素酸水は、よく除菌・殺菌用スプレーとして使われています。

 

これの使用条件として、「最終食品の完成前に除去すること」という条件があります。

 

次亜塩素酸水のほとんどは、食品加工業者などが生成装置を使って、製造現場で次亜塩素酸水を作り、消毒・殺菌などに使っています。

 

次亜塩素酸水は、次亜塩素酸ナトリウムと混同しがちですが、殺菌力も安全性も次亜塩素酸水の方が高いです。

 

次亜塩素酸水の除菌速度は、次亜塩素酸ナトリウムの「80倍」もあると言われていて、より危ないと思われていますが、次亜塩素酸水は、対象に対する反応速度が早く、高速で対象に反応して素早く分解します。

 

この反応速度の速さが安全性の高さに繋がっていて、高速で対象を殺菌・消臭し、素早く分解することで、食品などに残留しないので、次亜塩素酸ナトリウムよりも安全だと言われています。

 

急性毒性、反復投与毒性、遺伝毒性、皮膚累積刺激性試験、眼刺激性試験などの試験の結果は、「異常がない」と確認されました。

 

詳しい実験結果はこちらの資料に載っているので、気になる人は目を通してみてください。

http://食品安全委員会による次亜塩素酸水の評価書

 

したがって、使用後の塩素臭が少なく、手荒れを起こしにくく、使用した食品に影響を与えにくいとされています。

 

それでも安全性が高いとはいえ、殺菌力の高さから考えるとあまり使用してほしいとは思いません。

 

これも、先に述べましたが、食品に残留しないという理由で使用が許されていて、それが理由で表示が免除されているので、私たちは、これが食品に使われていたことを知ることができないのです。

 

ぜひこういう物質が食の世界で使われていることを知っていただきたいです。

 

 

 

どのように殺菌剤を避けるか?

 

 

残念ながらここで紹介した殺菌剤たちは、表示が免除となっているので自分の力だけで確認することはできないので、お店の人に直接、使用しているか聞いてみるしかありません。

 

生ものを扱っているレストランなどで生の食事を食べる時に、もしも塩素っぽい臭いがしたり、嫌な臭いがしたら、次亜塩素酸ナトリウムが使われている可能性があるので、お店の人に確認してみましょう。

 

今の時代、自分の身は自分で守らなくてはいけないので、よく勉強し、自分だけではなく、家族の身も守っていきましょう。

 

 

 

あなたの健康を願っています。

 

 

 

 引用元

「食べてはいけない」「食べてもいい」添加物

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