病気という名の先生

潰瘍性大腸炎になり健康に目覚め、医者に頼らずに生きていく事を決心

潰瘍性大腸炎になってから飲み始めたカフェインレスコーヒー

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いきなりですが、私は甘いものが大好きです。

 

そして甘いものを食べる時の相棒として飲むコーヒーも大好きです。

 

しかし潰瘍性大腸炎になってからはコーヒーの刺激が腸の負担だと感じるようになってしまいました。

 

そこで飲むようになったのがカフェインレスのコーヒーです。

 

最近少しづつ日本でもカフェインレスが浸透してきたのを感じますが、ヨーロッパや北米に比べたらまだまだ選択肢は少ないですし、そこに「オーガニック」という要素を加えると日本製の物はほとんどありません。

 

今回はカフェインレスのコーヒーについてと、色々なカフェインレスのコーヒーを飲んできて今気に入っている私の飲んでいるコーヒーを紹介したいと思います。

 

カフェインレス?デカフェ?

 

私はカナダに住んでいたことがありましたが、アメリカやカナダなどの北米のカフェではほとんどの所で「Decaf(デカフェ)」という文字を見かけました。

 

意味は「カフェイン抜き」という意味で、[Decaf coffee]を頼むと、「カフェイン抜きのコーヒー」が来ます。

 

日本では現在デカフェという言葉をほとんど耳にしません。

 

カフェインレスとデカフェの違いは日本だと定義が無く、一緒の意味で使われているのでややこしいです。

 

しかし、英語圏やヨーロッパ諸国ではデカフェは「カフェイン抜きのコーヒー」で、カフェインレスは「カフェインの少ないコーヒー」としっかり定義が分かれています。

 

 

 

カフェインのメリット・デメリット

 

 

潰瘍性大腸炎になるまではカフェインなんて全く気にせずに飲んでいましたが、病気になってからは気になってカフェインの効能について調べたので簡単に紹介します。

 

まずメリットをいくつか挙げると、

 

  • 言わずと知れた覚醒作用

 

  • 集中力を高める

 

  • 脂肪燃焼効果

 

  •  利尿作用(デメリットと捉えることもできます)

 

です。

 

デメリット

 

  • 飲み過ぎることでカフェイン中毒になることがある(コーヒーだったら4~5杯以上)症状が、嘔吐、神経過敏、痙攣、不眠、興奮など

 

  • 胃酸を分泌させる作用があるので、人によっては空腹の時に飲むと胃痛を起こしてしまうことがある。

 

 潰瘍性大腸炎の人は大腸の炎症の時に腹痛を経験しているので、胃まで痛くなるのは勘弁ですよね。

 

それに刺激が強いので大腸にとってもあまり好ましくありません。

 

 

 

コーヒーの効果

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それでは今度はコーヒー豆に含まれている効果を紹介したいと思います。

 

コーヒーにはクロロゲン酸というポリフェノールが含まれていて、効果としては

 

  • 脂肪燃焼

 

  • 脂肪肝・糖尿病の予防

 

  • 抗酸化作用

 

などがあります。

 

 

 

カフェインレスコーヒーを飲むと?

 

 

今まで書いた事をまとめると、カフェインレスコーヒーを飲むとカフェインの効果は得られなくなってしまいますが、コーヒー自体に含まれるポリフェノールの恩恵は受けることができます(私は実は効果は気にしていなく、コーヒーの味が好きなので飲んでいるだけなのですが笑)

 

妊娠中の人や、カフェインに敏感な人、カフェインを避けたい人でもコーヒーの味を楽しむことができるのです。

 

カフェインがほとんど入っていないので、夜でもコーヒーを楽しめるし、消化器への刺激の心配もなくなります。

 

 

 

カフェインはどのように取り除かれているのか

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カフェインレスコーヒーといっても、カフェインがどのように取り除かれているか疑問に思いませんか?

 

少なくとも私は思いました。

 

普通コーヒー豆にはカフェインが入っているのにそれが入っていないということは、カフェインレスコーヒーは「普通のコーヒーよりも加工段階でもう一工程加わっている」ということですよね?

 

色々と食品の闇について知っている私はここで疑問に思いました。

 

「変な化学薬品使ってカフェイン取り除いてるんじゃないか?」

 

調べてみたらやっぱりありました。

 

コーヒー豆からカフェインを除去する方法は大きく分けて3つあります。

 

  • 有機溶剤(ジクロロメタン)による除去←ヤバイ

 

  • 水による除去←安全だけど風味が落ちる

 

  •  二酸化炭素による超臨界二酸化炭素抽出法←安全かつ風味も普通のコーヒーとほとんど変わらない

 

 やっぱりありました有機溶剤を使う方法・・・

 

他の食品でも加工を素早く安価に済ませるためによく使われています。

 

しかし、幸いなことに日本でのコーヒーの加工をこの方法で行うことは禁止されているので、少なくとも日本国内加工のコーヒーには有機溶剤使用の心配はありません。

 

海外で安いカフェインレスやデカフェのコーヒーを飲むときは少し気を付けたいですね。

 

 

 

私が飲んでいるおすすめコーヒー

 

 

私はさらにこだわって、「カフェインレス」で「オーガニック」のコーヒーを飲んでいます。

 

それがこちら、

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サミーゴ!!

 

パッケージの説明にも書いてありますが、スペイン語のサルー(健康)とアミーゴ(友達)を合わせた造語のようです。

 

デカフェ先進国ドイツの製品です

 

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 中身はこんな感じです(もうほとんどありませんが笑)

 

このコーヒーはオーガニックカフェインレスコーヒーで、オーガニックなので農薬の心配が無いので身体に優しいです。

 

さらに農薬を使っていないのでコーヒーのポリフェノールの恩恵を普通のコーヒーよりも受けることができます(農薬を使った作物は、農薬にから身を守るためにフィトケミカルであるポリフェノールを使ってしまうために、オーガニックの作物よりも栄養価が落ちてしまいます)

 

まぁそんなことよりも肝心な味が気になると思いますが、

 

私は、「このコーヒーはカフェインレスコーヒー」と言われずに飲んでも気づきません。

 

それぐらいコーヒーの味が強いです。

 

カフェインレスのコーヒーを飲み始めた最初の頃は色々なカフェインレスコーヒーを飲みましたが、味が薄くてコーヒーらしくありませんでした。

 

しかしこのコーヒーと出会って一口飲んだ瞬間にレギュラーメンバーと化しました。

 

今は家ではこのコーヒーしか飲んでいません。

 

しっかりとコーヒーの苦みがあるのでスイーツとの相性も抜群です。

 

なのにカフェインが99.8%も除去されているので夜飲んでも寝れます。

 

気になるカフェインの抽出法は、「水と二酸化炭素による抽出」なので安全です。

 

このコーヒーを飲むようになってからは、昼ではなく夜にコーヒーを飲むという常識外れな習慣ができるようになりました。

 

インスタントなのでお湯を入れるだけで、作るのに手間もかかりません。

 

値段は普通のインスタントコーヒーと比べると少し高いですが、「オーガニックでカフェインレス」なので、健康の事を考えると私は全く高いと思いません。

 

病気や妊娠中でコーヒーを飲むのを諦めてしまった人はぜひ一度試してもらいたいです。

 

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私は潰瘍性大腸炎になって色々な食の楽しみを諦めなければならないと思っていましたが、探せばよい商品はたくさんありますので、このブログではそんな商品の情報を少しずつシェアしていきたいと思います。

 

 

 

あなたの健康を願っています。