病気という名の先生

潰瘍性大腸炎になり健康に目覚め、医者に頼らずに生きていく事を決心

難病(潰瘍性大腸炎)と海外生活(カナダ)体験記10~買い物編~

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私がカナダに住んでみたかった目的の一つに食材があります。

 

別の記事で基本的な食材を紹介しましたが、今回は他の色々な面白かった食品を紹介します。

 

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日本よりも簡単に質の良い食材が手に入るし、スーパーマーケットやドラッグストアは日本と比べてはるかに大きいので、買い物に行くたびに冒険のような気持ちでワクワクしながら買い物をしていました。

 

今回はカナダのスーパーでどのようなものが売っていたか、そして私のよく行っていた健康食品を多く売っているスーパーを紹介します。

 

買い物という冒険

 

 

カナダで見つけた食品をを写真と共に紹介していきます。

 

こちらはTwizzlersといって、チューイングキャンディーのような食感で、スタンダードな味がリコリスというハーブの味です。

 

これはかなりクセのある味で、慣れないうちは受け付けないと思いますが、北米の人たちはこの味が好きなようで、よく子供がこれを食べているのを見かけました。

 

他にもストロベリーやチョコレートの味があり、そちらの方が食べやすいかもしれません。

 

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他にはハンバーガー味のポテトチップスがあったり、

 

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カナダらしいメープルシロップ味のお菓子もよく見かけました。

 

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カルピスも売っていました。

 

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ただ、カルピスの「ピス」は英語で小便(Piss)という意味になるので、「ピコ」になっていました。

 

英語圏でカルピスはカルピコです。

 

私はたまにコーヒーを飲むのですが、あまりカフェインを摂取したくないので、オーガニックのデカフェコーヒーを飲んでいました。

 

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日本だとオーガニックかつデカフェのコーヒーは見つけることが困難なので、普通に売ってて感動しました。

 

カナダにはにはシリアルの種類があまりにたくさんあって驚きました。

 

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この商品名を日本で見かけることはまず無いでしょう笑

 

材料にこだわったシリアルも多くありました。

 

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材料の全てがオーガニックでできているシリアルが豊富にありました。

 

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しっかりとパッケージに遺伝子組み換え食品を使っていないことと、オーガニック食品であることが明記されています。

 

普通のシリアルと比べると砂糖の量は少なく、甘さは控えめです。

 

砂糖も白砂糖ではなく、甜菜糖などが使われています。

 

私はよくヨーグルトやココナッツミルク、アーモンドミルクにシリアルを入れて食べていました。

 

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たまに植物性のプロテインを入れて、タンパク質も同時に摂取していました。

 

飲み物コーナーはたくさんのエナジードリンクが置いてありました。

 

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「1リットルサイズのモンスターなんて誰が飲むんだ」と思いますが、需要があるから置いてるんでしょう・・・

 

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モンスターの種類も日本で売ってるものよりたくさんありました。

 

それに日本では売ってないスターバックスの瓶のコーヒーが売ってました。

 

たまに路上でビン入りのスタバのコーヒーを飲んでる人を見かけるので試しに買って飲んでみたら、甘さにビックリしました。

 

甘いものはとことん甘いのが北米です笑

 

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 アイスのお店がたくさんあるように、市販のアイスクリームもかなりの種類が置いてあり、サイズがリットル単位で売ってました。

 

とにかくデカイです。

 

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ハーゲンダッツも日本と比べるとこの大きさです。

 

日本の2倍ぐらいの値段で4倍ぐらいの大きさが買えます笑

 

本当に北米は欲望に忠実になると危険な国です。

 

 

健康系スーパー

 

 

日本でも健康食品を販売しているお店が増えてきましたが、まだまだマーケットが小さいです。

 

健康食品や質の高い食材は普通のスーパーでも買えますが、さらに多くの種類と多くの商品を買えるスーパーマーケットがありました。

 

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こちらは北米で有名なWHOLE FOODS MARKET

 

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そしてこちらはバンクーバーで見かけたChoiceというバンクーバーのローカルの健康系スーパーです。

 

バンクーバー周辺に複数店舗があります。

 

ローカルの食材にこだわって販売している地産地消を推進しているお店です。

 

値段はWHOLE FOODSよりも少しだけ安く、扱っている商品の数はWHOLE FOODSの方が多いです。

 

WHOLE FOODSの店内はこんな感じです。

 

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置いてあるほとんどの野菜や果物がオーガニックのもので、お肉も抗生物質やホルモン剤を使わず、エサにもこだわって育てられた動物のお肉が買えます。

 

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レッドバナナという見たことないバナナをWHOLE FOODSで見つけました!!

 

 

私は下の写真のハーブティーのコーナーがとにかく好きで、日本ではなかなかこんなにたくさんのハーブティーを置いているお店を見ないので、この光景を見るたびにワクワクしました。

 

もちろん日本にあるお茶のコーナーも、一面の緑が綺麗で好きです。

 

こういったところでも小さな食文化の違いを感じていました。

 

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最初の頃は見たことないハーブティーがいっぱいあったので、気になったやつを買って飲み比べをしていました。

 

北米ではサプリメントの市場が日本と比べてかなり大きく、日本よりもサプリメントの品質基準が厳しく設けられています。

 

カナダの国民は医療費が無料なので関係ないですが、アメリカはとても医療費が高いので、「病院に行って診断してもらい、薬をもらう」よりも「自分である程度のサプリメントの知識を持ち、自分にあったサプリメントを買う」という意識の方が多くいます。

 

カナダでも、薬はある程度の自己負担が必要なのと、アメリカの影響もあり、サプリメントを意識して取っている人たちが多くいました(カナダ人の家に入る機会がある時はどんなサプリメントをその人が飲んでいるか、とにかく観察しまくってました笑)

 

サプリメントに含まれている成分の含有量は日本のサプリメントに比べてかなり高いのも、知識が必要な理由の一つです。

 

日本では補助食品でも、北米では、サプリメントの種類によっては薬のような意識で飲まれています。

 

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このようにサプリメントのコーナーだけで何列も棚がありました。

 

日本とのマーケットの大きさの違いを見せつけられました。

 

余談ですが、北米ではフィットネス業界もとても盛んなので、スポーツ用のサプリメントの種類も豊富で、街中でこのようなサプリメントショップを多く見かけました。

 

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WHOLE FOODSなどのスーパーでは、材料にこだわって作られたサプリメントも多く売っていました。

 

 

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ベジタリアンの人や、乳糖不耐性(牛乳などの乳製品をうまく消化できない)の人でも摂取できる、植物性のプロテインの種類がとても多くてビックリしました。

 

私は乳糖不耐性で、日本ではなかな植物性のプロテインを見つけられなくて、見つけたとしても多くの添加物が入っているので飲んでいませんでした。

 

しかしカナダでは、材料の質にこだわり、材料全てが自然のもので作られたプロテインを見つけて歓喜しました。

 

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牛乳から作られたホエイプロテインも、グレインフェッド(穀物を食べて育った牛で、こちらが生育の主流)ではなくグラスフェッドビーフ(植物を食べて育った牛で、本来は草食動物の牛はこう育てられるべき)のミルクから作られた物を見つけ、ここまでこだわったサプリメントを見つけたことに、ただただ絶句しました。

 

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ペットフードも材料にこだわり、添加物を入れていないものが多く売られていました。

 

オーガニック食材が使われてるペットフードまであることに感動しました。

 

普通のペットフードのパッケージの裏を見れば、ペットフードがいかに酷いかわかります。

 

お菓子もなかなか他のお店では見かけないものが多く売っていました。

 

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これは私がたまに食べていたケールという野菜のチップスです。

 

ほとんどのお菓子にはMSG(グルタミン酸ナトリウムという化学調味料で、パッケージの裏を見ると「アミノ酸」とかかれているもの。簡単にいうと味の素です。)が使われていますが、このスナックには使われていませんでした。

 

そしてこのような表記は日本では見たことがなかったので意識がここまで及んでることに驚きました。

 

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ケールチップスだけでこれだけの味の種類がありました。

 

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他にも色々な種類のチップスが売っていました。

 

 こちらはキヌアチップスで、キヌアという南米が原産の栄養が豊富に含まれたスーパーフードのチップスです。

 

さすがチップスの国だけあって本当に多種多様のチップスが売っていました。

 

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 クッキー大好きな国だけあって、添加物の入っていないクッキーや、グルテンフルー(米粉など、小麦以外でできています)のクッキーも多く見かけました。

 

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私はチョコレートが大好きなのですが、オーガニックのチョコレートも多く売っていて、カナダでさくら味のチョコレートや、健康食品として有名なハチミツ「マヌカハニー」を使ったチョコレートも売っていました。

 

カナダの有名食材を使ってできたチョコレートの「CANADIANA」というフレーバーもユーモアがあって面白いなと思いました。

 

手作りの総菜やケーキなどのスイーツも売っていました。

 

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このように豊富な種類が売られていて、材料にこだわって作られています。

 

カフェがどの店舗も併設されていて、そこで買った総菜を食べることもできますし、カフェのメニューを頼むこともできます。

 

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私は普通のスーパーで主な食材を買い、WHOLE FOODSなどのスーパーでは、調味料や、その他はその時に必要なものを買っていました。

 

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机の上が汚いのは勘弁してください・・・

 

植物性の材料から作られた洗剤などの自然派の生活用品も売っていて、私はよくWHOLE FOODSで買って使っていました。

 

WHOLE FOODSは北米でかなり人気のスーパーで、店舗数も多いので、カナダやアメリカに行った際にはぜひ訪れてもらいたいです。

 

 

 

カナダのスーパーを利用してみての感想

 

 

まずは国土が大きいこともあり、とにかくスーパーマーケットが大きくて広いです。

 

それに加えて様々な人種の人たちの住んでいる国なので、各国ごとの食材や商品が売られています。

 

そしてその中でも質の良い商品と悪い商品が売られているので、とても多種多様な商品が取り扱われていました。

 

ジャングルの中を冒険しているような気分で、特にWHOLE FOODSなどの健康系スーパーは常に私に感動と喜びを与えてくれました。

 

「ここまで商品や食材の質こだわってるのか!!」と心の中で何度叫んだかわかりません。

 

日用雑貨や赤ちゃん・ペット用の商品も、品質にこだわった商品が多く普及していて、「日本も早くこういった時代がこないかなー」と常に思っていました。

 

私はスーパーに行った時には端から端まで見る意識で観察していましたが、1つ悲しいことに気付いてしまいました。

 

それは、日本の大手食品メーカーが、日本では販売していない商品を海外向けに販売しているのです。

 

たとえば醤油で有名なキッコーマンですが、日本ではキッコーマンのオーガニックの醤油を、少なくとも普通のスーパーでは見たことがないのに、カナダでは普通に売られていました。

 

これがどいうことかわかりますか?

 

国民の食に対する意識の差です。

 

企業は敏感なので、そこに需要があればその商品を販売するのです。

 

国民が質の良い製品を求めれば、企業もそれに応えてくれます。

 

そのためには国民一人一人が強い意識をもって商品を買わなければいけません。

 

買い物が投票となるのです。

 

みんなで少しづつ変えていきましょう。

 

 

 

あなたの健康を願っています。