病気という名の先生

潰瘍性大腸炎になり健康に目覚め、医者に頼らずに生きていく事を決心

時間が無い中での自炊方法~まずは自炊のメリットを知る~

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私は一人暮らしをし始めた時に潰瘍性大腸炎になりました。

 

その時は20歳で自炊はほとんどしておらず、安いチェーン店での外食ばかりでした。(これも病気になった理由の一つだと思っています

 

そして、「自炊をしなければこの病気と向き合っていく事はできない」と気づいてから自炊を始めるようになりました。

 

しかし、自炊をしてこなかった上に、仕事と格闘技の練習で料理をする時間がほとんどありませんでした。

 

そこでたくさん試行錯誤を重ね、時間の無い中でも自分で作ったご飯を食べることができるようになったので、自炊をしたいけど中々できないという人にこの知識が少しでも役に立てばと思い今回書く事にしました。

 

この記事は特に面倒くさがりの男性に読んでもらいたいですが、パートナーに自炊をしてもらいたいという女性にもこれを読んでもらって、簡単に始められるように教えてあげていただきたいです。

 

ここでは調理方法を書くわけではなく、料理をすることに対するメンタルブロックを排除することを目的として書いていきます。

 

この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

 

自炊への第一歩は自炊のメリットを知ること

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今の日本では共働きが当たり前の世の中になってきているのに、結婚してから未だに「家事は女性がするもの」だと思っている男性が多いように感じます。

 

徐々に料理をする男性は増えてきていますが、それでも料理をしない男性の方がはるかに多いです。

 

僕も昔はその一人で、最初の頃は「良い嫁さんをもらってその人に料理をしてもらおう」と思っていましたが、病気になって自炊をするようになってから、自炊をするようになって心からよかったと思っています。

 

でも自炊を始めたばかりで何も知らない最初の頃は色々と大変でした。

 

どんな料理を作ろうか?どんな食材を使えばいいか?食材はどうやって選べばいいか?余った食材をどうやって保存すればいいか?

 

など、わからないことだらけでした。

 

色々と調べながら料理をしていくうちに少しずつ知識が付いてきて、自炊に対するストレスが無くなってきました。

 

その頃から自炊をすることによる恩恵に気付き始めました。

 

まずは自炊によるメリットを知っていただこうと思いますので、箇条書きで書いていきます。

 

  • 食費を自然と節約できる

  • 自分が何を食べているのかしっかり把握することができる

  • 長期間家を離れることがあっても滞在先で困らない

  • 食材や調味料の知識を通して多くの事を学べる

  • 自分で体重をコントロールできる

  • たまの外食がとても美味しく感じる

 

パッと思いついただけでもこれぐらいあります。

 

1つづつ説明していきます。

 

 

費が節約できる

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自炊をすることによって食費が節約できるのは誰もがご存知だと思いますが、よほどの高級食材ばかりを使うような料理をしなければ自然と食費に使うお金が減ります。

 

1人暮らしで自炊をすると、月に大体2万~多くて3万円ぐらいになると思いますが、毎食が外食をすると、1日3食で、1食500円だとしても1日に1500円、月に4万5000円となり、結構な差になってきます。

 

これだけでなく、居酒屋へ行ったり、たまの豪華な外食をするとさらに食費はかさみますね。

 

自炊をするようになると、外食に行きたくても食材や作り置きした食べ物を消費しなければならないので、なかなか外食に行かなくなります。

 

早めに外食に行く予定がわかっている場合はそれに合わせて調節ができますが、急に外食に行くことになった時は内心ちょっと困ります・・・

 

これは自炊をしている人ならわかってくれるんじゃないでしょうか(笑)

 

 

自分が何を食べているかを把握することができる

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これは健康を考える上で一番大事な部分です。

 

野菜、魚、肉などのメインとなる食材を選ぶ際には、その食材の産地や賞味・消費期限を確認することができます。

 

調味料や加工食品を購入する時も、パッケージの裏に記載されている原材料をしっかり確認する癖をつけていれば、自分がどんな材料で作られた食品を口にしているかしっかりチェックすることができます。

 

外食をすると厨房にいるシェフにどんな食材を使っているのか聞きたくても、よほどの常連でもない限り聞けないですし、大手のチェーン店での食事となると、ほとんどが企業秘密を言い訳に教えてくれません。

 

これはよく考えてみると恐ろしい事です。

 

自炊は自分の身を守るための1つの手段でもあるんです。

 

 

長期間家を離れた時でも困らない

 

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例えば、お金に余裕があり健康にも気遣って、家の近くや職場の近くに行きつけのこだわりの食材を使ってこだわった調理をするレストランがあるとします。

 

普段はそういったレストランで食事ができても、長期間、別の県に滞在することになったり、外国に行くことになったりした時には少し困ります。

 

まだ国内なら普段行っていたようなレストランを探すのは不可能ではないかもしれませんが(難しいとは思います)、外国に行った時は話が変わってきます。

 

旅行で2、3日行くぐらいでしたら現地のレストランでその国の料理を楽しんで帰国して住みますが、それを一週間続けるとキツくなってきます。

 

普段から口にしている材料でも調味料でもないので、料理が体に合わなかったり、脂っこすぎたり、香辛料が強くて毎日食べれなくなってきます。

 

人によっては体調を崩す人もいます。

 

そんな時にも料理ができれば現地で食べ慣れた食材を買って調理をすれば、自分の口に合った食事ができます。

 

これは私がカナダに住んでいる時に、脂っこい食べ物や、肉、小麦食ばかりのレストランが多く、とても毎日食べることができなかったので、自炊をしていたという実体験から学んだことです。

 

 

食材や調味料を通して多くの事を学べる

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自炊をするようになると多くの人が食材や調味料について 勉強するようになってくると思います。

 

例えば野菜を例に出すと、料理をしたことが無い人にとってはまずは野菜の選び方、切り方、保存方法、何もかもわかりません!

 

私の場合は、当たり前に料理をしてくれていた親への感謝がこの瞬間から始まりました。

 

調味料もよく見てみると、みりんを買おうと思ってみりん売場に行くと、みりん風調味料という名前のものがあり、それが普通のみりんよりも安い事に気が付きます。

 

そこでなんでそれが安いのかと気になって原材料名を見てみると、様々な添加物で「みりん風」に仕上げられていることに気が付きます。

 

このように自炊を始めることで、「スーパーに行って様々な食材と向き合う」という行動をするようになって初めて気づくことが多くあります。

 

これを楽しめるようになると、「スーパーマーケットに行く」という行動が楽しくなります。

 

そして食材や調理方法について多くの疑問が自然と出てきて、それを調べることで、それが自分の知識となり、知恵となっていきます。

 

 

自分の体重をコントロールできる

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自炊をすれば食べる量を調節しやすくなるので、減量にも役立ちます。

 

ご飯を炊いて小分けにする時に量を少なくしたり、おかずを作る時にも、入れる食材を少なくすれば作り過ぎて食べ過ぎてしまうということを防ぐことができます。

 

私の場合は格闘技をしているので、試合の前には減量があり、外食に頼ると残さなければいけません。

 

しかし、どんな理由があっても出されたものを残すのは私は好きではないので、自炊をするようになってからはそういったストレスもなく、スムーズに減量が出来るようになりました。

 

しかしここで気を付けなければならないのが、作る量を調節することができるということは、増やすこともできるわけです。

 

自分の料理の腕が上がってきて自分で作った料理が好きになると、たくさん作って食べ過ぎて太ってしまうということも起こってしまいます。

 

ここは自分との闘いなので、料理の腕前が上がっても食べる量は自分に合った量を食べるように気を付けてください。

 

 

たまの外食がとても美味しく感じる

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 自炊をして自分の作った料理を普段食べていると、よほど普段味付けを濃くして作っている人でなければ、外食をした時にレストランの料理の味が濃く感じられると思います。

 

普段自炊をすると自分では結構な味付けをしたつもりでも、外食の料理のように味を濃く感じないと思います。

 

人によっては外食をした際に、「どうしたらこんなに濃い味付けになるんだろう」と思うかもしれません。

 

煮たり焼いたりしていると味が飛んだりするので、外食のような濃い味付けにするには結構な量の調味料をいれなければなりません。

 

自炊をすることで、外食をするといかに塩分や油を多く入れて料理が作られているかに気付くことができます。

 

しかしそうやって作られた料理は健康的とは言えませんが、美味しいんです。

 

だからこそ普段は自炊をして、たまに外食をする時には、感謝をしてより美味しくいただくことができます。

 

さらにそこで「これはどんな味付けをしているんだろう」とか「これは今度真似してみよう」とか思うこともあると思います。

 

自炊をすると外食先での気づきがより多くなります。

 

「外食=勉強しに行く」ぐらいに考えられるようになったらいいですね。

 

 

 

まずは簡単なものでいいので作ってみよう

 

 

今回自炊をすることでのメリットをいくつか挙げてみました。

 

人によってはもっと多くの恩恵を受けているかもしれません。

 

最初は多くの事を面倒だと思うかもしれませんが、続けていくうちに少しづつ慣れてきて、だんだん楽しくなってきます。

 

まずは目玉焼きからでもいいので作ってみましょう。

 

たかが目玉焼きと思うかもしれませんが、卵を選ぶところから火の通し方までしっかり考えて作ってみると美味しい目玉焼きができます。

 

まずは簡単なものをこだわって作ってみて、それを積み重ねていくうちに少しづつ上達していきます。

 

自炊をすることで人生がより豊かになっていきます。

 

まずは目玉焼きからでいいので料理を作ってみましょう!!

 

 

 

あなたの健康を願っています。